≪魔法使い養成講座ζ≫ チャリ旅トークライブ【金運の術編2】
ツアー2日目、大阪。前半はフリートーク、後半はテキストに沿って「金運の術」を話した。
その日のしゃべりを、まとめておく。
前半 フリートーク
その日その場で話したこと
インドのラダックに、6年ごとに行っている。2011年、2017年、2023年。狙ったわけじゃないのに、そうなった。次は2029年。まだ先だと思っていたら、あと3年ほどだと気づいてハッとした。
コロナで世の中は激変した。オンラインが当たり前になり、それが終わった頃にChatGPTが出てきた。最初は変な答えを返すのを「こいつアホやな」と遊ぶ程度だった。それが去年あたりから劇的に正確になり、今年はホームページを大量に作れるまでになった。来年には東京で無人のロボタクシーが走るという。
2029年はどんな社会になっているのか。
考えるとゾッとするほど、楽しみなのだ。
24歳のとき、1997年に世界一周をした。格安航空券は往復でしか安く売られていないから、片道は捨てた。ニューヨークからアムステルダムへどうやって飛んだのか、今となってはまったく覚えていない。
アムステルダムで自転車を買ってウィーンまで走った。持っていたのは、ミシュランの紙の地図とコンパスだけ。とにかく東に行けば戻ることはないだろう、と。
今は税関でもスマホがないと通れないくらい、スマホは完全なインフラになった。改札で切符を切るおじさんがいた時代も、顔認証のゲートが通る時代も、両方知っている。いろんな時代を知っていることは、よかったと思っている。
「何年まで生きたら勝ち組か」という話をよくする。僕の答えは、今この時点で生きているだけで、超絶勝ち組だということだ。
おそらくベーシックインカムが来る。一番待ち望んでいるのはミュージシャンだと思う。留学から帰ってきても仕事がない。アルバイトをすれば、ライブも練習も作曲もする時間がない。月に数万円でも入れば、それが全部できる。
ベーシックインカムが入ると人は働かなくなる、という人がいる。逆だ。やらなくていい仕事をやらなくてよくなるから、好きな仕事ばかりできる時代が来る。
街をロボットが歩き、自動運転で交通事故という概念がなくなるかもしれない。老いない体すら、夢物語ではなくなるかもしれない。そんなワクワクする近未来が、もう来ている。
20歳の頃、ジャズ仲間を募集して会ったのが55歳の男性だった。その頃の55歳は、もう完全におじいさんに見えた。その年齢に、僕はもうすぐ並ぶ。でも今でも自転車に乗って「ウェーイ」と言っている。この30年で、人は10歳ぐらい若返っていると思う。
「肌がきれいですね」とよく言われる。会社員時代はそうでもなかった。理由を聞かれたら、結論は一つ。ストレスがないからだ。老化を進めるのはストレスだと僕は思っている。
ただし、ちょっとのストレスは大切だ。
自転車の坂道はストレスだ。でもそれがあるから、自転車は楽しい。自分の遊びの中で感じる、ちょっとしたストレス。これはめちゃくちゃいい。
願望には二種類ある。マイナスをゼロにするものと、ゼロをプラスにするもの。借金や体の不調、職場の嫌な人。マイナスの要因は、そのままストレスになる。
ストレスがまったくない状態を100、押しつぶされそうな状態を0とすると、今の自分は何点だろう。
80点ぐらいなら、もうほぼプラマイゼロだ。そこから先の願望は、それ自体がちょっとしたストレスになる。ちなみに僕の悩みは「いつバズるねん」。しょうもない悩みだ。でも毎朝「24時間以内にすごいことが起こる」と宣言するようになってから、本当に1日1個くらい、すごいことが起こっている。
後半 金運の術
テキストに沿って
昔、個人セッションをしていた頃、「とりあえず」が口癖の女性がいた。とりあえずと言うと気は楽になる。でも前には進まない。そこで「まずは」に変えてみたらどうかと伝えた。
とりあえずビール。これを「まずはビール」と言った瞬間、次に飲むものが思い浮かぶ。「まずはここの居酒屋、次はあのバー」と、なぜかポジティブになる。
「とりあえず1億円」と「まずは1億円」。
声に出すと、感覚がまるで違う。
会場では、両方を口にしてもらい、そのあと「まずは1億円」を10回つぶやいた。
ここで体を使ったワークをした。二人一組になり、一人が片腕を横に上げる。もう一人がその腕を下に押す。押されまいと頑張る。これが「とりあえず」の願望、アウトカムだ。
次に、腕の先から遠くの壁に向かってビームがまっすぐ伸びていくとイメージする。押されることなんて眼中にない。自分はあそこに手を伸ばしているのだ。これがメタアウトカム。すると腕は、驚くほど下がらなくなる。
僕はいつも次のことを考えている。来年2月はメキシコ行きの航空券をもう取ってあるし、夏はポーランドからフィンランドまで走りたい。2029年にラダックへ行くことも、もう確定したものとして考えている。だから今を頑張れる。「今この瞬間を生きる」も大切だ。でも先の予定を立てるのも、ライフハックとしてどんどん使えばいい。
1億円への道で、本当に最初に言いたいのは「まずは100万円」だ。100万円だけは、自力で貯めてほしい。これはいろいろなお金の話でよく言われていることでもある。
今はNISAがある。2年前のセミナーで話したとき、投資にまったく興味のなかったスタッフの女性が、言われた通りに口座を開き、月3万円の積み立てを設定して放っておいた。2年で元本72万円が、約108万円になっていた。やるかやらないかで、その後が変わる。
やり方がわからなくても、今はAIがある。この前プリンターが壊れたとき、カメラで見せながらAIに聞いたら、紙を送るゴムに付いた白い粉を濡れたティッシュで拭けばいいと言われた。それで完璧に直った。修理に出せば1万円以上かかっていたはずだ。
3万円は無理だという人には、ミニマリストの考え方もある。ミニマリストのYouTubeを見るようになって余計なものを買わなくなり、気がついたら300万円貯まっていた知人もいる。
ただし、貯めるだけではいけない。出口が大切だ。80歳の人にNISAを相談されたら、僕は「使ってください」と言う。70代まではバリバリ旅に行ける。お金は、使うためにあるのだ。
1億円というと、とてつもない金額に思える。でもそのスケールを、手のひらに収まるくらい小さくまとめてみる。「なんだ、こんなもんか」と思えた瞬間、手に入りやすくなる。
悩みも同じだ。僕らは悩みに翻弄されている。悟りとは、悩みの上に立つこと。上から見れば「なんだ、そういうことか」とわかる。人の悩みには、上から簡単にアドバイスできるのと同じだ。
どうせ、ぶっちぎる。
2018年にYouTubeを始めたとき、「来年の今頃は、街を歩いていたら声をかけられるようになる」と言っていた。本当にそうなった。「どうせ○○になる」とポジティブに言い切る。今、僕が呪文のように言っているのが「どうせぶっちぎる」だ。
年内に論文を出さなければいけない、と悩んでいる大学院生がいた。人は締め切りがあるから動ける。年内と言われれば年内に仕上げてしまう。20年前の悩みを、今も抱えている人はいない。その悩みは、来年には消えている。
「生き恥をさらそう」とセミナーで言っていたら、スタッフの女性に言われた。「本人が全然、生き恥をさらしていないじゃない。口ばっかりで、格好をつけたところばかり見せている。ダサい」。その通りだと思った。
チャリ旅も、滝行も、ヨーロッパも、今までやってきたことの延長にすぎない。何も大変じゃない。そこで始めたのがダンスだ。格闘技のリングで演歌を歌い、ペットボトルを投げられても歌い続けた堀江貴文さん。あれを格好いいと思った。
ダンスは「よかプロジェクト」につながっている。「よか」と言うだけで病を治したと伝わる、松下松蔵さんという聖者がいた。自分を責める罪悪感を解き放つスイッチなのだと僕は感じて、「よか」という歌を作った。チャリ旅が終わったらクラウドファンディングを始めて、みんなでダンスを練習し、撮影して世界に配信したいと考えている。
先日は松下松蔵さんのお墓参りに行き、天岩戸の神話の里をめぐった。秋元神社では、高千穂神社の後藤宮司にお会いできた。この前ヨーロッパで訪れたサンマリノにも、天照大御神を祀る神社があった。何か面白いことが起こる気がしている。
AIに事務の仕事を取られるのでは、という不安もあるだろう。確かにホワイトカラーの仕事は減っていく。でもAIは、新しい仕事も生み出す。たとえばライドシェアが整えば、暇な日に車を出して1万円稼ぐこともできる。
もし嫌な仕事をしなくてよくなったら、何をするか。ミュージシャンなら一日中演奏していたいはずだ。自分のやりたいことがお金になっていく。それが楽しくないわけがない。
僕はよく「意識=言葉」「潜在意識=身体」と言う。インターネットは、潜在意識のように世界中をつながりでつなげた。AIはその先で、一人ひとりにパーソナライズされていく。使い続けるほど、自分をわかってくれる存在になる。
「一生携帯電話は持たない」という人が昔いた。今そんな人はいない。昔は「メールアドレスを持っていますか」と聞いていたけれど、今は誰も聞かない。AIも同じだ。2029年には、誰も「AIをやりましょう」とは言っていないだろう。だから今のうちに親しんでおいたほうがいい。
最後に、浄化・封入・結界を行った。潜在意識の浄化は僕がすべて行い、封入のときだけ参加者に印とマントラで協力してもらう。
守巻物は、本当に困ったときだけ開く巻物だ。すでに結界が張ってあるので、家の中に置いておくだけで守られる。今まさに困っている人も、受け取ってから7日間は開けないこと。
まずは100万円。まずは1億円。
その先を見ていれば、腕は下がらない。