―― 天中殺は、天からの贈り物。
「天中殺は、怖い時期だと教わってきた。
でも僕は、人生でいちばん大切なものを、
天中殺の2年間に授かった。」
―― 石田 久宗
100日の行を終えて、ふたたび人前に立つ。その一発目のテーマを、僕は「天中殺」に決めた。理由は、四つある。
天中殺の過ごし方ひとつで、人生の流れが変わる。
12年に2年。例外なく、全員に平等にめぐってくる。
「動くな」「不幸が来る」と刷り込まれている。でも、それは本当だろうか。
宇宙にも、世の中にも、人生にも、同じ"継ぎ目"がある。その鍵が、天中殺だった。
怖いものとして避けるか、贈り物として活かすか。
その分かれ目を、この一日で渡したい。
「天中殺に家を建てると、その後も天中殺現象が続く。
解決したければ、引っ越すしかない ――」
算命学を学んでいると、こういう"通説"に出会う。でも、これは人を不安で縛ってしまう考え方ではないか。
僕はこう考えた。たとえその通りだとしても、引っ越さずに解決する方法はある。いや、それどころか ―― 天中殺に家を建てたことの"意味"さえ、見いだせるのではないか。
運命学は、人を脅すための道具ではない。転ばぬ先の杖でもない。
転んでも大丈夫、という"セーフティネット"だ。
大きな天の巡り(60)の中に、時代の巡り(15)があり、
その中で、あなた自身の巡り(12)がめぐっている。
どのサイクルにも"継ぎ目"がある。その継ぎ目こそ、天中殺。
天中殺は、じっと耐えて過ごす時期だと思われている。
でも、本当は逆だ。
天干が消えるこの時期は、世間とのつながりが薄くなるぶん、天との回線がひらく。だから、天に向かう習慣ほど、よく効く。
派手なことは、ひとつもない。でも、なぜこれが効くのか ―― その理屈を知ると、天中殺の2年が、まるで意味の違うものに変わる。
当日、QRコードであなたの日干支を出せば、そのどれにあたるかが、すぐにわかる。天中殺を知ることで、本人の性格、相性、運気などを知ることができる。
ただし、これは"当て物"ではない。自分のタイプと照らして、いまの自分はどうか ―― そう考えるための、入り口だ。
QRコードで命式を表示。日干支と、そこで決まるあなたの天中殺を、手元に書き留めて持ち帰る。(スタッフがおそばでお手伝いします)
困った時にだけ、開ける巻物。それまで閉じておく。その制約こそが、お守りとしての力になる。ただし、開封した際は必ずその内容を実践すること。
唱えること、掃除、書くこと、ご先祖を思うこと。家に帰ってからも続けられる、自分なりの習慣。
ある朝、僕は夢を見た。
「お前に、新しい力をやろう」
そう告げられた夢だった。
会場では、あなたに 左手を上へ 向けてもらう。僕が前から、右手 をかざす。手にするのは、五鈷杵(ごこしょ)。
でも、授けるのは僕ではない。
僕は、媒体でしかない。
作家・セミナー主宰。陰陽五行と密教を軸に、運命と時流を語る。4月から100日の加行を経て、いまふたたび人前に立つ。いちばんアナログな“行”と、いちばん最先端のAI ―― その両方を生身で生きる、稀有な語り手。ジャズレーベル主催、訪問数71カ国の現役の旅人。