概要
考えるより、まず動く
十大主星の七番目、車騎星。守る、伝える、引き寄せる ―― そして、ここから「攻める」星、攻撃本能に入ります。車騎星はその攻撃本能の陽。ひとことで言えば、考えるより、まず動く星です。
車騎星は、自分が攻められ、打たれる形のなかに生まれます。けれどこの星は、その圧をそのまま前へ出る力に変えてしまう。受けた勢いを攻めに転じ、まっすぐ突き進む ―― 攻撃精神に支えられた、まっすぐな星です。
実直で、真面目で、とにかく速い。裏表がなく、思ったことをそのまま口にし、そのまま行動する。汗をかいて現場で頑張り、人の嫌がる仕事も進んで引き受ける働き者。理屈をこねるより、体が先に動く。スポーツや勝負の世界に強く、ここぞという場面でこそ本領を発揮する、武人のような星です。
五大本能は攻撃本能の陽。五行は金、方向は西。家族の型でいえば偏夫、徳目は義。鋭く研がれた刃のように、まっすぐ、速く、迷いなく ―― 行動することで道を切り開いていく星です。
悩んで止まるより、まず一歩。
動いた者だけが、道を開く。
四つのキーワード
車騎星を表す、四つの言葉
01行動力
考えるより、まず動く。汗をかき、体を張って、現場で結果を出していく。
02スピード
とにかく速い。即断即決、思い立ったらすぐ行動。鈍さや停滞をなにより嫌う。
03まっすぐ
感情に正直で、ねじれがない。好き嫌い・善悪をはっきりさせ、迷わず突き進む。
04正直
裏表がない。駆け引きや腹芸は苦手で、思ったことをそのまま。曲がったことが嫌い。
活かし方
動いた者だけが、道を開く
車騎星は、動いた者だけが、道を開く星です。あれこれ悩んで足を止めるより、まず一歩。体を動かし、汗をかき、現場に飛び込んでいく ―― その勢いと行動量が、そのまま運になります。労働、現場仕事、スポーツ、勝負ごと、営業、緊急対応 ―― スピードと体力がものを言う場所でこそ、力を発揮します。
ひとつ鍵があります。車騎星は、納得すると、爆発的な力を出すこと。「何のために動くのか」が腹に落ちているほど、馬力は跳ね上がります。だから、ただ走るのではなく、進む先に納得していること ―― そこさえそろえば、誰よりも速く、遠くまで行ける星です。
納得すれば、馬力は跳ね上がる。
誰より速く、遠くまで。
弱点と注意点
勢いの前に、ひと呼吸
スピードとまっすぐさは、行きすぎると短気・早とちりになります。深く考えずに飛び出して、あとで「しまった」となることも。勢いがあるぶん、ときには立ち止まって、ひと呼吸おく習慣を。
そしてもうひとつ。まっすぐで正直なぶん、人に都合よく使われやすいのが、この星の落とし穴です。「お前ならできる」とおだてられ、気づけば損な役回りばかり ―― なんてことも。誰のために、何のために動くのか。そこだけは、走り出す前に見極めたいところです。白黒つけすぎて孤立しないよう、グレーを許す余白も、少しだけ持っておきましょう。
人体星図
五つの場所と、その意味
陽占(人体星図)は、心を「頭・胸・腹・左手・右手」の五か所に分けて映し出します。同じ車騎星でも、座る位置で、その「動く」力が働く場面が変わります。
胸(中央)自分自身・本質
中心が車騎星なら、根っからの行動派。考えるより先に体が動き、汗をかき、まっすぐ突き進む。裏表なく、ここぞの勝負所でこそ力を出す、頼れる働き手です。
頭(北)父親・目上・ルーツ
目上に対しても、まっすぐ正直。駆け引きは苦手で、思ったことをストレートに伝えます。納得できる相手にはとことん尽くし、体を張って応える、気持ちのいい人です。
左手(東)兄弟・友人・社会
社会では、行動力のある働き手。現場で体を張り、スピードで成果を出します。人の嫌がることも引き受けるので、いざというとき頼られる存在になります。
右手(西)配偶者・補佐役・家庭
西は、車騎星の本拠地。家庭でも行動的でまっすぐです。家族のためなら体を張って働く一方、短気が出やすい場所でもあるので、家ではひと呼吸おく意識を持てると安心です。
腹(南)子供・目下・夢
子供や目下には、ストレートで面倒見のいい接し方。口で言うより、背中で動いて見せるタイプです。短気を抑え、見守る余裕を持てるとなお良い。夢に向かっては、迷わず即行動します。
久宗式・金運アップ術
動いた分だけ、入ってくる
車騎星のお金は、動いた分だけ入ってくる。じっと待っていても巡ってきません。汗をかき、体を張り、現場でスピーディーに働く ―― その行動量が、そのまま収入につながる「労働の星」です。
稼ぎ方の軸は「行動」と「スピード」。考えすぎて止まるより、走りながら考える。勝負どころで素早く動ける人ほど、チャンスを掴みます。体を使う仕事、即応力が要る仕事、勝負の世界と相性は抜群です。
開運アクション
迷ったら、まず動く
車騎星の五行は金、方向は西。とにかく「動く・体を使う」ことが最大の開運です。朝にひと運動する、迷ったらまず一歩動く、人の嫌がる仕事を進んで引き受ける ―― 動けば動くほど、運も財もついてきます。そしてもうひとつ、稼いだお金は学びにも回すこと。金は水(知性)に流すと、よく生きます。
考える前に、足が出る。迷う前に、まず動くことが、いちばんの金運アップ術です。
あなたの車騎星は、心のどこにありますか。
生年月日から命式を出せば、人体星図のどの場所にこの「動く」星が宿っているかがわかります。