概要
「みんなで」守る、和の星
十大主星の二番目、石門星。貫索星とおなじ「守る」星ですが、こちらはみんなで守る星です。
石門星は、自分とおなじ五行(木)でありながら、陰陽だけが裏返しになった相手が巡ってきたときに生まれます。いわば「自分によく似た、もうひとり」 ―― きょうだいや仲間のような存在です。だから石門星の人は、ひとりで抱え込まず、人と手を組んで守ろうとします。
誰とでも打ち解け、対等に付き合える人。上下の壁が薄く、目上にも友達感覚で接します。仲間をつくるのが上手で、人を束ね、説得し、集団をまとめる力 ―― いわば「政治力」を持っています。柔らかく和やかに見えて、その芯は貫索星ゆずりにしっかり強い。外は柔、内は剛。それが石門星です。
五大本能は守備本能の陰。五行は木、方向は東。家族の型でいえば弟・妹、徳目は仁。一本の若木が林になり、やがて森になっていく ―― そんな「広がって守る」生き方をします。
ひとりで守るのが、貫索星。
みんなで守るのが、石門星。
四つのキーワード
石門星を表す、四つの言葉
01和合
誰とでも仲良くなれる。敵をつくらず、輪の中に自然と溶け込んでいく。
02社交性
顔が広く、仲間づくりが得意。人とのつながりそのものが、何よりの財産になる。
03政治力
人を束ね、説得し、集団を動かすまとめ役。立場の違う人の間を上手に橋渡しする。
04外柔内剛
物腰は柔らかいのに、芯はしっかり強い。協調はしても、けっして言いなりにはならない。
活かし方
人をつなぐ力を、真ん中で
石門星の持ち味は、なんといっても人をつなぐ力。ひとりで完結する仕事より、集団・組織・チームの真ん中でこそ輝きます。リーダーやまとめ役、調整役、人脈を活かす仕事 ―― 人が集まる場所に身を置くほど、この星は生きてきます。
そして石門星も、ぶつかる相手がいたほうがいい星です。正面から意見が食い違う相手に出会うと、かえって持ち味が引き締まる。和を大事にしながらも、なれ合いに流されない。人の輪の中心にいて、それでも自分の芯を失わない ―― そこに石門星のいちばんの強さがあります。
和して、同ぜず。
それが、石門星の芯。
弱点と注意点
和の力の、行きすぎ
和合の力は、行きすぎると八方美人に転びます。誰にでもいい顔をして、本心が見えない。集団に溶け込みすぎて、自分というものを見失う。石門星が命式に増えすぎると、かえって人の渦に埋もれ、よりどころを失いやすくなります。
もうひとつ、政治力は使い方しだいで諸刃の剣です。育ち方によって、まっすぐな調整役にもなれば、責任をするりとかわす要領のよさにもなる。「みんなのため」が「自分が嫌われないため」になっていないか ―― そこだけは、ときどき胸に手を当てて確かめたいところです。
人体星図
五つの場所と、その意味
陽占(人体星図)は、心を「頭・胸・腹・左手・右手」の五か所に分けて映し出します。同じ石門星でも、座る位置で、その「和」の力が働く場面が変わります。
胸(中央)自分自身・本質
中心が石門星なら、根っからの「和の人」。ひとりより大勢の中で生き、誰とでも打ち解け、いつのまにか人の輪の真ん中にいる。生涯、人とのつながりをテーマに生きる調整役です。
頭(北)父親・目上・ルーツ
目上に対しても、壁をつくらず対等に接します。媚びず、かといって反発もせず、友達のようにフランクに付き合う。年長者ともすっと打ち解けられる、上下にとらわれない人です。
左手(東)兄弟・友人・社会
ここは石門星の本領です。顔が広く、仲間づくりが抜群にうまい。社会のなかで人脈を築き、集団をまとめていく。友人は広く、多く。人の縁が、そのまま力になる場所です。
右手(西)配偶者・補佐役・家庭
外でのつながりが豊かなぶん、家庭はやや手薄になりがち。配偶者とも、上下のない仲間のような関係を好みます。家庭の中にも「和」を求めますが、付き合いの広さとのバランスが課題になります。
腹(南)子供・目下・夢
目下や子供にも、対等でフラット。頭ごなしにせず、仲間のように接します。後輩や部下を束ねるのが上手で、夢も「みんなで叶える」方向へ向きやすい。人を巻き込む力に長けています。
久宗式・金運アップ術
人で、稼ぐ
石門星は「人で稼ぐ」星です。ひとりでコツコツより、仲間・チーム・つながりの中でこそ財が回ります。紹介、口コミ、人の縁 ―― あなたに集まってくる人脈そのものが、いちばんの金脈です。ひとりで囲い込まず、人と分かち合い、みんなで大きくしていくほど、巡りはよくなります。
稼ぎ方の軸は「政治力」。人を束ね、組織を動かす立場に立つほど、財のスケールも大きくなります。調整役・まとめ役・橋渡し役として頼られる場所に、進んで身を置きましょう。
開運アクション
縁を、こまめに結ぶ
石門星の五行は木、方向は東。朝の光を東から浴び、緑や木のものを身近に置くのは貫索星と同じです。そこに石門星ならではの一手を足すなら ―― 人の集まる場所に、こまめに顔を出すこと。会合でも、お茶会でも、オンラインの輪でもかまいません。縁を結び、人と人をつなぐたびに、石門星の“守り育てる力”は大きく広がっていきます。
たくさんの縁を結び、分かち合い、みんなで大きく育てる。人とのご縁こそ、いちばんの金運アップ術です。
あなたの石門星は、心のどこにありますか。
生年月日から命式を出せば、人体星図のどの場所にこの「和」の星が宿っているかがわかります。