概要
身をもって学び、未知へ飛び込む
十大主星の九番目、龍高星。守る・伝える・引き寄せる・攻める ―― そして最後の本能、「学ぶ」星、習得本能に入ります。龍高星はその習得本能の陽。ひとことで言えば、身をもって学び、未知へ飛び込む星です。
おなじ「学ぶ」でも、龍高星の学びは机の上では完結しません。自分の足で出かけ、体験し、失敗し、その痛みごと知恵に変えていく。見知らぬ世界、まだ誰も行っていない場所にこそ惹かれる、好奇心と冒険心のかたまりです。
そして龍高星は、ただ受け継ぐのではなく、いったん壊して新しく創り直す星でもあります。改良ではなく、改革。前例にとらわれず、ゼロから組み立て直す発想力を持つ。海を泳ぐ龍のように、ひとつ所にとどまらず、変化と移動のなかで力を増していきます。忍耐強く、地味な下積みにも耐えられる、骨太な星です。
五大本能は習得本能の陽。五行は水、方向は北。家族の型でいえば偏母、徳目は智。深い海の底から天へのぼる龍のように、未知へ潜り、学び、姿を変えながら高みへ向かう星です。
知らない世界は、こわくない。
飛び込んだぶんだけ、賢くなる。
四つのキーワード
龍高星を表す、四つの言葉
01創造
古い枠をいったん壊す。破壊と改革の先に、ゼロから新しいものを生み出す発想力。
02自由
枠にも前例にも縛られない。型を飛び出し、自分のやり方で自在に動き回る。
03冒険心
未知へ飛び込む好奇心。見知らぬ世界、まだ誰も行かない場所に惹かれる。
04体験的知恵
学びは、身をもって。自分の足で動き、失敗ごと知恵に変えていく。
活かし方
動いて、飛び込んで、初めて学ぶ
龍高星は、動いて、飛び込んで、初めて学ぶ星です。本やマニュアルを眺めているより、現場へ、未知へ、海外へ ―― 自分の体で経験するほど、深い知恵が身につきます。新しいものを生み出す仕事、前例のない領域、変化の多い環境、ものづくりやデザイン、海外や異文化に関わる仕事 ―― 「未知」と「創造」がある場所でこそ、力を発揮します。
鍵は、失敗を、財産に変えられること。龍高星にとって、転んだ経験そのものが何よりの教材です。失敗を恐れて動かないより、飛び込んで痛い目を見て、そこから学ぶ。何度倒れても立ち上がれる強運も持っています。変化と冒険を選ぶほど、この星は生きてきます。
転んだ数だけ、知恵になる。
未知こそ、いちばんの教材。
弱点と注意点
壊した先に、創りたいものはあるか
冒険心は、行きすぎると落ち着かなさになります。ひとつ所にとどまれず、せっかく築いたものを壊して、また一から ―― を繰り返してしまうことも。変化そのものが目的になっていないか、ときどき確かめたいところです。
そしてもうひとつ。改革の力は、向ける先を間違えるとただの破壊になります。壊すこと自体が痛快になって、本来守るべきものまで壊してしまうと、まわりを振り回しかねません。創造のための破壊か、それとも破壊のための破壊か。壊した先に、ちゃんと「創りたいもの」があるか ―― そこを見失わないことが、この星の課題です。
人体星図
五つの場所と、その意味
陽占(人体星図)は、心を「頭・胸・腹・左手・右手」の五か所に分けて映し出します。同じ龍高星でも、座る位置で、その「冒険と創造」の力が働く場面が変わります。
胸(中央)自分自身・本質
中心が龍高星なら、根っからの冒険家・創造者。未知に惹かれ、体験から学び、壊しては創り直しながら生きていきます。変化と移動のなかでこそ、いちばん自分らしくいられる人です。
頭(北)父親・目上・ルーツ
北は、龍高星の本拠地。目上や故郷とは、距離をとることで成長するタイプ。早くに親元・生まれた土地を離れ、外の世界へ出ていくほど運が開けます。前例や伝統を、いったん疑ってかかる人です。
左手(東)兄弟・友人・社会
社会では、新しいことを仕掛ける開拓者。変化を恐れず、未知の領域に飛び込みます。型破りな発想で道を切り開く一方、安定志向の場では少し浮きやすいので、自由のきく環境が向いています。
右手(西)配偶者・補佐役・家庭
家庭にも、変化と刺激を求めます。ひとつ所に落ち着くより、一緒に冒険できる関係を好むタイプ。安定を求める相手とはリズムがずれることも。家の中にも、自由と余白があると安らげます。
腹(南)子供・目下・夢
子供や目下には、自由にのびのびと、体験を通して学ばせる接し方。型にはめず、本人の冒険を後押しします。夢は、まだ誰も見ていない未知の世界へ ―― スケールの大きな理想を描きます。
久宗式・金運アップ術
未知から、財は生まれる
龍高星のお金は、未知へ踏み出し、新しいものを生み出すところから生まれます。前例をなぞる安全な道より、誰もやっていない領域に飛び込んだとき、この星の財運は開けます。学び、体験し、創り出す ―― その繰り返しが、やがて大きな実りになります。
稼ぎ方の軸は「創造」と「冒険」。新規事業、ものづくり、デザイン、海外・異文化、専門技術 ―― 自分の足で学んだ知恵と、ゼロから生み出す力が、そのまま価値になる分野が向いています。一度の失敗で終わらず、何度でも立ち上がれるのが、この星の強みです。
開運アクション
学ぶことと、動くことに投資する
龍高星の五行は水、方向は北。「学ぶこと」と「動くこと」に投資するほど、運がめぐります。新しい場所へ旅する、知らない分野を学ぶ、海や水辺で英気を養う ―― 知識と経験という“見えない財産”が、やがて目に見える財に変わります。
守るより、潜って、創る。未知へ飛び込み、学び続けることが、いちばんの金運アップ術です。
あなたの龍高星は、心のどこにありますか。
生年月日から命式を出せば、人体星図のどの場所にこの「冒険と創造」の星が宿っているかがわかります。