甲の性格 ― 4つのキーワード
甲の人柄は、大樹の姿そのものに表れます。次の4つの場面が、甲という性質をいちばんよく言い当てています。
甲の強み
折れない芯を持っていることが、甲の最大の財産です。困難な場面でも信念を貫けるので、まわりに安心感を与えます。大きな樹が木陰に人を集めるように、自然とリーダーや大黒柱の位置に立つ人です。
- 正直で誠実。裏表がなく、信頼をこつこつと積み上げていける。
- 一度決めた方向への持続力と粘り強さ。長期戦ほど強い。
- 「生きても、材になっても役に立つ木」のように、どんな立場でも存在価値を発揮できる。
- 信念がぶれないため、人をまとめる柱・大黒柱になれる。
甲の弱み
いちばんの弱点は、方向転換の苦手さです。一度伸びはじめた方向を変えにくく、急な路線変更や、その場その場の臨機応変があまり得意ではありません。
また、信念と自我の強さは、裏返すと頑固さ・融通のなさになって出ます。まっすぐすぎて根回しや回り道が下手なところも。柔らかくしなって風を受け流す乙(草花)とは対照的に、甲は一本の木なので、強く曲げられると一気に折れてしまう脆さもあります。孤立すると弱く、そして「休むのが下手」で、立ち止まれずに伸び続けて疲れてしまうこともあります。
甲の最大限の活かし方
甲は、「上へ伸びる力」を明確な長期目標に結びつけたときに、いちばん輝きます。専門性、資格、地位など、こつこつ積み上げて高くなっていける分野が本領です。
苦手な方向転換は、「進みはじめる前に、じっくり選ぶ」ことで補えます。甲は一度決めれば強いので、入口の選択に時間をかけるほど後がラクになります。プライドは折るのではなく、活かす方向へ。責任ある立場や「看板」を背負わせると、それが燃料になって伸びていきます。弱点をカバーしたいときは、しなやかな乙タイプや、灯のように細やかな丁タイプと組むと、ぐっと安定します。
久宗式・現世利得に直結するお得情報
- 朝いちばんに、東の光を浴びる。甲は「物事のはじまり=東・朝」の木。大事な決断や着手を午前に回すと、前進力が素直に働きます。
- 青や緑を、一点だけ身につける。財布・ペン・デスクの観葉植物など。「自分が伸びていく方向」を象徴するものを目に入る場所へ。
- 疲れたら、甘いものより酸っぱいもの。酢の物・柑橘・葉物野菜は木を養う味。緑の野菜とあわせてどうぞ。
- 「立ち止まる日」を、先に予定へ入れておく。休むのが下手な甲ほど効きます。意識して止まることで、より太く長く伸びられます。
- 看板を背負える場所に立つ。役職・肩書・責任。任されるほど運が太くなるタイプ。プライドを上手に燃料にしましょう。
おわりに
甲は、ただまっすぐ天をめざす一本の木。その正直さと信念は、まわりの人にとっての「柱」になります。曲がれない不器用さも含めて、甲の魅力です。