2018年6月某日、「開運大学」の主催によるFMラジオ局の収録にて、なんと出演者のダブルブッキングが生じた!その出演者が、MC Mystieと石田久二であった。二人は当然、初対面であり、流れにまかせてダブル出演。
しかし、出会いからシンクロニシティ(意味ある偶然の一致)でありながら、神道にルーツを持つMC Mystieと、密教に深い縁を持つ石田久二が意気投合することもまた必然であった。
その翌月、富士山の麓の河口湖にて、石田久二と旧知であった牟田昌広の前に、ディジュリドゥ奏者のNATAが姿を現した。そこでパーカッションとディジュリドゥによる即興演奏が始まり、それを聞いた石田久二の脳裏に今回のライブが降りてきた。
さらに石田久二の30年来の旧知である、クラリネットの土井徳浩が加わることで、
の宇宙的コンビネーションによる異色のライブが封を切ったわけだ!
ボーカルのMC Mystieは、幼少期より本場でHip-Hopの洗礼を受け、黒人のフィーリングをそのままに受け継ぐ稀有なシンガー。ジャズ歌手としても、故・ジョー・ヘンダーソン(サックス)と共演するなど、本格的な活動を展開していたが、実は「巫女」としての本職も持つ。
現在はフリースタイルのラッパーとしても活動し、そのスタンスは徹底したリスペクト。ラップの文化にはいわゆる「disり(disrespect=貶し)」があり、盛り上がりには欠かせない材料だ。しかし、MC Mystieは言う。
「ラップにはディスリの文化があるんだけど、わたしは徹底して相手をリスペクトすることにしているの。ディスリである程度売れることはあるんだけど、なぜか2~3年以内に消えてるのよね・・・」
まさに「言霊」ではないか!
「人はしゃべった言葉と必ず出会う」と言ったのはエドガー・ケイシーであるが、相手をdisると、その言葉はやがて自分に向けられる。
MC Mystieはかつて「白血病で余命1年7ヶ月」と宣告された。しかしその翌日から、朝、目覚めると「ああ、今日も呼吸してる、脈がある、生きている、ありがとう」と感謝して過ごすことにした。
「ありがとう」
この言葉を毎朝、天空に発していると、いつの間にかガンは消えており、以来、十余年が経過した。MC Mystieは「ありがとう」と出会った。だからMC Mystieのラップは生きている!言葉のすべてに命が宿っている!徹底したリスペクト!幸せになるに決まってるじゃないか!
MC Mystieは巫女として、誰よりも「言葉=言霊」の魔力を知っている。だからこそ、MC Mystieの歌は感動の涙を誘う、宇宙につながり、元の自分へと戻らせる!多くの人をhappyにするんだよ!
そのMC Mystieと今回、初共演するのがドラムの牟田昌広、ディジュリドゥのNATA、クラリネットの土井徳浩。石田久二を通してつながるだけで、4人の共演は当然、初めてだ!
しかし、それぞれのジャンルの第一人者であり、誰もが天才的インプロバイザー(即興演奏家)でもある。ラップ、ロック、民族音楽、ジャズと異なるジャンルが一つになる。
日本は古来より神と仏が習合していたように、音楽の世界も「宇宙」の元において垣根など存在しない!しかし、ここはそれぞれが天才的インプロバイザーだからこそ、一つの命宿る「OTODAMA(音霊)」として昇華しうるのだ!
10月4日、横浜。何かが起こる。しかし、何が起こるかわからない。すべては一瞬。
「When you hear music, after it's over, it's gone in the air. You can never capture it again.(消え去った音楽を、人は二度と聴くことができない)」
エリック・ドルフィーが晩年に残した言葉だが、横浜の夜、中空に消えた音もまた、誰も二度とは聞くことはできない。しかし、「中空=宇宙」にはアカシックレコードとして、すべての情報が刻印されている。一度聴いた音は二度と聴くことができないが、聴いた人の「心=宇宙」には永遠に刻まれ、それは霊性の一部となる。
Yokohama O-SITE:神奈川県横浜市西区南幸2-1-22 相鉄ムービル3F
13歳でHip-Hopの洗礼を受け、15歳で渡米。本場で培った黒人音楽をルーツに幅広く活動し本気でグラミー受賞を目指している音楽家。
2005年白血病をきっかけに信州に移住し、2009年完治。同年子供ポップスユニット"ゆくりりっく"として活動再開しアースデイ東京、フジロック出演、松本芸術館主ホールでのワンマンコンサートを実現。
その後、地元に密着した音楽活動を展開。作曲家としてCMソングはもちろん高等学校校歌(松本国際高等学校)も手がけ、神道祭や諏訪大社御柱祭にて奉納演奏も務める。
2016年ボブソン優勝を果たし渡航したジャマイカにてレゲエ界の重鎮アール・チナ・スミス氏とレコーディング。プロデュースにより平和を願う曲"Mighty"をリリース。
歌い手としての経験を活かしたフロウにポエトリー・プリーチ・倭禮音を融合した唯一無二のスタイルを持つトリリンガルの巫女ラッパー。MCバトルの現場にも袴で出没し、リスペクトフルなラップで"Art of Rap"と称する新しいヒップホップの形を発信する。
1968年4月12日生 50歳。愛知県出身。1990年 22歳ドラマーを目指し単身上京する。1990〜2000年、4度のメジャーデビュー。2001年以降~現在、様々なバンドに参加しつつツアーサポートも行う。パールドラムとモニター契約中。
2001年以降、ツアー参加アーティストとして、YUI、DAIGO、ベッキー、浜崎あゆみ、オレンジレンジ、GIRL NEXT DOOR、山下久美子、土屋アンナ、森友嵐士(ex.T-BOLAN) 、寺岡呼人、松井常松(ex.BOOWY)、ソニン 、藤重政孝など、数多くのミュージシャンをサポートする。パンクロックのTHE STREET BEATSのドラマーとしても活躍中。
2015年3月、セロトニン研究第一人者・東邦大学名誉教授・脳生理学者・医師である有田秀穂氏が主催するセロトニンDojoを卒業し、セロトニンDojo公認のセロトニントレーナーとなる。ドラマーと並行し、セロトニン研究者・実践家としても、全国にて活動を展開している。
ディジュリドゥ演奏家。オーストラリアの先住民族アボリジ二の長老でありディジュリドゥ演奏家のジャルーグルウィウィに師事。彼らの聖地アーネムランドで狩猟文化、伝統音楽、宴を体験。そこで学んだ自然との関わり方に共感し、様々な活動を行っている。
海外公演、TV・映画音楽製作への参加、フジロックフェスティバル、鎌倉鶴岡八幡宮例大祭、YogaFest YOKOHAMA、舞台公演、東京大学や早稲田大学での演奏講演会、幼小中高等学校での特別授業など。2004年より日本の土を使い富士山の麓で陶製ディジュリドゥを制作。心を込めた作品がアボリジニの宴で演奏される。
中高吹奏楽部で浜田伸明氏にクラリネットの手ほどきを受ける。高校卒業後、YAMAHA音楽院にてクラシックのクラリネットを故 内山 洋、 サックスを原ひとみ、ジャズ・サックスを吉永 寿の各氏に師事。1997年、奨学金を得てボストンのバークリー音楽大学に留学。クラリネットをHarry Skoler, サックスをGeorge Garzone, Frank Tiberiの各氏に師事。
2002年の帰国後はジャズ・クラリネット奏者としての活動を中心に、 首都圏を主に活動中。2011年、初リーダー作「Amalthea」、2016年「Mr. Professor's Sanctum」をリリース。サイドメンとしても、挾間美帆m_unit、三宅裕司 Light Joke Jazz Orchestra 、羽毛田耕士Big Bandなどジャンルにとらわれない、様々なユニットに参加している。ミュージカルのオーケストラではマルチリード奏者としての参加も多い。
クラシック奏者としても確かな技術を有し、ジャズにおいてはスイング、ビバップ、フリー、コンテンポラリーに至るまで多彩な表現を武器とする、名実にともに日本を代表するクラリネット奏者である。
1973年大阪府生まれ。福岡県在住。メンタルコーチ、講師、旅人、株式会社アンサー代表取締役。各種研修、夢実現のライブセッションを主宰。月間30万PVを集める人気ブロガーとしても知られるが、最近はユーチューバーとしても活躍中。
大学卒業後、世界を放浪し、大学院、ニート、契約社員を経て2005年に独立。その前年から始めたブログは14年間毎日更新。「宇宙の法則」の実践により、収入、時間、家族、仲間、健康のすべてを満たしたライフスタイルを実現。2004年より天台修験の導師に師事し、在家ながらも本格的な密教の修行に勤しみ、滝行はこれまで1,400回以上に及ぶ。
『僕らの魂が地球に放り込まれた理由』(KADOKAWA)、『夢がかなうとき、「なに」が起こっているのか?』(サンマーク出版)、『「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。』(Clover出版)など、著書多数。
スピリチュアルをテーマとしたトーク&コンサートを2016年、2017年と主催し、合計1,300人を動員。年末の恒例行事となりつつある。